借金が膨らんで毎月の返済に追われる生活になってしまうと、現実的に抜け出すのが難しくなってポジティブなことを考える余裕がなくなってしまいますよね。
裏技のような形で借金が減る方法も思いたりませんし、このような生活がずっと続くと考えるとゾッとしてしまうはずです。
最初は何気ない気持ちで借りたお金でも、ついつい借りすぎて借金まみれになってしまうケースもあるので、決して他人事ではありません。
そこで今回は借金まみれでも人生をやりなおして借金から抜け出す方法について解説していきます。
借金まみれになる原因についても解説していくので、当てはまるという方は注意してください。
借金まみれの人生から抜け出すための6個の方法

借金まみれの人生を送っていても、さまざまな方法を通じて抜け出すことができます。
借金が膨らんでいると思考が停止して視野が狭まってしまうので、解決策を考える余裕がなくなってしまうのですが、実はこれだけの解決方法があります。
- 借金の状況を確認。借り入れ総額や金利を把握する!
- 弁護士や法テラスもしくは家族や友達に相談して今後の対応を決める
- 借金の総額や収入状況によってはおまとめローンで完済計画を立てる
- 過払金請求ができるか確認してみる
- 状況によって債務整理や自己破産を検討してみる
- 借金から抜け出した人の体験談を参考にする
さまざまな方法があるので、ご自身の状況に合わせて解決策を試してみてください。
借金の状況を確認。借り入れ総額や金利を把握する!

なによりもまず最初に行うべきなのが、今の自分の現状を正しく認識するということです。
借金まみれになっていると、今どこにいくら借りているのかがわからなくなるため、具体的な立て直しのプランを立てることも難しくなってしまいます。
借金の金額や借入先のタイプによっても借金から抜け出すための方法が異なるので、正しく自分の状態を知ることが大切です。
どこにいくら借りているのか、金利はどれぐらいなのか、月々の返済額やこのまま返済を続けているといつ完済できるかなど、借金の状態を把握しながら、今の自分の収入や支出についても把握できると良いですね。
現状把握だけでは何かが解決するわけではありませんが、現状を知ることでどの解決策が自分に合っているのかを判断できるようになります。
なので、まず最初に自分の借金の状況を確認するようにしてください。
弁護士や法テラスもしくは家族や友達に相談して今後の対応を決める

借金を減らすためには法的な手続きを経る必要があるので、法律事務所や法テラスなどのプロに借金の相談をするのがおすすめです。
任意整理や自己破産など借金の状況に応じて、借金から抜け出すための法的手続きが異なりますし、法的な手続きを行う以上は法律のプロに依頼をするのが必須です。
弁護士に依頼する場合には依頼料がかなりかかってしまいますが、それでもそれ以上に借金の負担を減らす効果があるのでおすすめです。
もし法律のプロに依頼する費用を捻出するのが難しい場合には、法テラスを頼るという方法もあります。
また、家族や友達などにも相談して、誰にどれぐらい頼ることができるのか、助けてもらうことができるかなどを把握するのもおすすめです。
少しでも借金返済のサポートをしてくれる人がいるのであれば精神的な負担も減らせるので、頼れるものは頼っておきましょう。
借金の総額や収入状況によってはおまとめローンで完済計画を立てる

借金から抜け出すための方法については、借入残高や収入状況によって異なりますが、「おまとめローン」を利用するというのも非常におすすめです。
おまとめローンは、複数のローン会社から借りている借金を1つにまとめることで、金利を下げた上で月々の返済額を減らす効果が得られます。
利息の負担を減らすことができますし、毎月の返済額が減るので収支のバランスも整える効果が得られます。
複数の借入先を利用している場合、返済のタイミングが月に何回も訪れて管理が面倒になってしまうので、1つにまとめることで借金の管理や返済が楽になるというメリットもあります。
もちろん今の収入で金利や返済額が変われば、完済の目処が立つという状況の場合でしか利用することはできないのですが、借金の状況によっては非常におすすめです。
おまとめローン専門で提供しているサービスも多いので、今の利用状況でおまとめローンをした場合にどうなるのか調べてみてください。
過払金請求ができるか確認してみる
自分の借金が過払金請求の対象になっている場合には、払いすぎている利息が戻ってくる可能性があります。
過払金とは、過去に行われていたグレーゾーン金利(年29%など)、消費者金融やキャッシングなどの取引で適用されていた法外な利息に対して、現行の利息制限法の18%で再計算を行うことで、払いすぎた利息を返還してもらえるというものです。
意外にグレーゾーン金利の時代に借金をしていたという人も多いので、知らない間に利息を払いすぎていたという人は結構います。
払いすぎた利息については、今の借入残高に充当することもできるので、借金を減らす効果も得られるでしょう。
過払金請求は法律事務所や弁護士事務所に依頼して行うのですが、依頼費用については取り戻した過払金の一部を支払う形になっていることが多いので、実質的な費用負担もありません。
過払金があるかどうか自分では判断するのが難しいので、一度法律事務所に相談をして過払金があるかどうかを調べてみてください。
状況によって債務整理や自己破産を検討してみる

借金まみれで自己解決が難しい場合には、法律のプロに依頼をして債務整理をするというのがおすすめです。
債務整理には、さまざまな種類がありそれぞれの概要やメリット・デメリットについては以下のようになっています。
債務整理の方法 | 主な内容 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
任意整理 | 裁判所を介さずに債権者と相談することで利息カットや返済期日の延滞を目指し、実現可能な完済および生活の立て直しプランを目指す | ①直接の取立てや催促の連絡がなくなる ②裁判所を通さないため、柔軟な手続きも期待できる ③成功すれば返済額が減り、将来に見通しが持てる | ①信用情報機関のブラックリストに載ってしまうおそれが考えられる ②裁判所の命令のような強制力がない ③返済額が0になるわけではない |
自己破産 | 裁判所を通じて債務を免除してもらうための手続きで、全ての債務を負う必要がなくなるが、財産の一部を失う | ①成功すれば借金が帳消しになる ②自己破産後の収入は自由に使うことができる ③自己破産してもある程度の財産は手元に残すことができる | ①家や車などの一定以上価値のある財産は没収 ②保証人や連帯保証人に支払義務が移る ③信用情報機関のブラックリストに載ってしまう |
個人再生 | 裁判所を通じて債務の減額や返済機関の長期化をするための手続きで、減額後は原則3年以内での返済が必要。借金が1/5程度に減額されることが多い | ①借金の減額が期待できる ②家を手放さなくても良い場合もある ③就業の制限がなく、基本的に仕事が続けられる | ①利用できるのは債務の総額が5,000万円を超えない場合のみ ②収入がある人しか申請できない ③保証人、連帯保証人に支払義務が移る |
特定調停 | 簡易裁判所の仲介を経た上で債権者と債務者が話し合いを行う。債務者が書類や手続きの準備をする。 | ①借金が減額が期待できる ②自分主体で手続ができる ③財産を没収される心配がない | ①自分の希望どおりの結果になる保証はない ②手続の準備が大変 ③調停が成立しなかった場合、他の手続に移行 |
借入残高を減らしたり、金利を下げたりすることで現実的な完済プランを立てるのであれば「任意整理」がおすすめですし、現実的な完済が困難で生活に行き詰まっているという場合には自己破産という選択肢もあります。
もちろん債務整理にはメリットだけでなくデメリットもあり、その1つに信用情報に傷がつくというのもあるので、利用前に頭に入れておく必要があります。
借金から抜け出した人の体験談を参考にする

一般的なノウハウよりも、実際に借金を抜け出した人の体験談の方が参考になるでしょう。
やはり体験した人にしかわからない細かい部分や大変なことなどもありますし、具体的につまずくポイントや借金から抜け出せるまでにかかる時間なども具体的にイメージできるでしょう。
SNSなどを参考にすることもできますし、Yahoo!知恵袋などを通じて借金を完済した人からアドバイスをもらうというのもおすすめです。
さまざまな角度から借金完済に向けた考え方が手に入るので、体験者からのアドバイスは非常に重要です。
借金まみれになった原因にはどんなものがある?
借金まみれになる人には共通した原因があると考えられます。
多くの場合、以下のような理由で借金まみれになると言われています。
- 収入と生活費のバランスが悪く借金苦に(贅沢が理由ではない)
- 利息が多くて元金が減らない(返済プランの改善余地あり)
- ギャンブルや買い物で浪費(贅沢しなければ改善できる)
- 支出管理を全くせずに使い過ぎている(会計の見直しで対応)
- 生活環境が変化して借金を重ねてしまった(立て直し計画を考える)
- 投資や事業の失敗で借金を抱えてしまった(法律の専門家に相談)
では、それぞれの原因について詳しくみていきましょう。
収入と生活費のバランスが悪く借金苦に(贅沢が理由ではない)

収支と支出のバランスが悪くて徐々に借金を重ねていくうちに、借金まみれになるというケースが数多くあります。
目立ったような贅沢をしているわけではないのに、収入が低いゆえに最低限の生活費を賄うこともできずに、借金で乗り切っているのを続けていると、知らない間に借金が膨らんでいきます。
最初は10万円程度でも返済が終わらないうちに次の借入をしてしまうと、借金をすることに慣れてしまって、借入残高を気にしなくもなってくるでしょう。
逆に、収入は人並みにあっても支出がしっかりと管理できておらず、常に赤字の状態が続いていると借金に頼る機会が多くなってしまうでしょう。
収支のバランスは常に意識しなければなりませんし、収入の範囲内でどのようなことにお金が使えるのかを把握する必要があります。
無理のない家計の範囲内で生活を送ることが、借金まみれにならないための対策方法ともいえるでしょう。
利息が多くて元金が減らない(返済プランの改善余地あり)
借金残高が大きくなりすぎていると、それによって発生する利息も大きくなってしまいます。
例えば、金利が年10%の借金をしている場合、単純計算で残高が1年で10%増えることになるため、完済を目指すのが難しくなってしまうでしょう。
一般的にカードローンなどの金利は借入残高が小さいほど高く設定される傾向があるのですが、複数の会社から借金をしていると、金利の高い状態で少額ずつ借りていることになるため、利息がさらに膨らんでしまいます。
このような場合だと、返済プランを変更することによって改善する余地があるので、まだやり直しがしやすいと言えるでしょう。
例えば、おまとめローンで借金をまとめれば金利が下げられるので、利息が膨らむのを食い止めることができるでしょう。
さらに、任意整理を行えば利息を減らした上で完済を目指すこともできるので、利息の負担を減らしながら元金を少しずつ無くしていけるでしょう。
ギャンブルや買い物で浪費(贅沢しなければ改善できる)

ギャンブルや高価な商品の買い物など、支出が多すぎて借金が膨らんでいるという人は数多くいるでしょう。
依存症のような状態になってしまって、収入に余裕がない状態でも借金を重ねてお金を使ってしまうので、状況がさらに悪化してしまいます。
ここまで状況が悪化している場合には、まず最初に医療機関などで依存症の治療を受ける必要があるのですが、軽度であれば生活習慣や考え方を見直すことで十分に改善できるでしょう。
贅沢を控えて支出を抑えることで、家計のバランスを整えることができますし、収入のうちから無理のない範囲で返済を続けていけば完済を目指すことはできます。
借金を重ねてしまうと投げやりになって、ギャンブルや買い物での浪費をさらに重ねてしまう人もいるので、そうならないように早めに対応するのがおすすめです。
支出管理を全くせずに使い過ぎている(会計の見直しで対応)
借金まみれにならないためには収入と支出のバランスが非常に大切になってくるのですが、支出の管理をしていないと常に赤字の状態が続いて、それを補うために借金をしなければならなくなります。
食費や固定費、交際費など、さまざまな支出について把握をしておらず、ついつい使いすぎてしまったために、収入をオーバーしてしまい、借金に頼るというのを繰り返すと、あっという間に借金まみれになってしまいます。
借金をしないためには常に収入>支出の状態で生活する必要があり、急な出費に備えるためにも一定の預貯金を持っておく必要があるでしょう。
そのためには、支出管理が重要となりますし、何にいくら使っているかを把握することで、家計のバランスを改善することができるでしょう。
なので、支出をほとんど把握できていないという方は、とりあえず1ヶ月にどれぐらいのお金を何に使っているのかを確認して、どの支出が減らせそうなのかを考えてみてください。
生活環境が変化して借金を重ねてしまった(立て直し計画を考える)

30代、40代などで結婚や出産、子育て、マイホームの購入など、ライフスタイルの変化によって収支のバランスが大きく変化する時期に、借金を重ねやすいと言われています。
仕事においてもキャリアアップするケースもありますし、突然のリストラによって収入が大幅に下がってしまうケースも考えられます。
必要なお金は増えていくのに、それに収入が追いついていない場合には、借金に頼り続けてしまい、次第に借金まみれの状態に足を踏み入れてしまう可能性もあるでしょう。
生活環境の変化に対して事前に計画を立てながら、収支のバランスに見合った生活を送るというのも大切ですし、もしそのような原因で借金まみれになってしまった場合には、立て直すための計画を考えなければなりません。
投資や事業の失敗で借金を抱えてしまった(法律の専門家に相談)
FXや仮想通貨などでレバレッジをかけた取引をして膨大な借金を重ねてしまうというケースもありますし、事業を立ち上げたものの軌道に乗らずに倒産して借金だけが残ったというケースが考えられます。
このようなケースだと自分の収入だけでは解決することが困難なので、法律の専門家に相談して対応策を考えてもらう必要があります。
借金の内容によっては債務整理によって借金を減額したり、全額を免除してもらったりして、借金から抜け出すことができるかもしれません。
そのため、膨大な借金をかかえてしまった場合でも、自暴自棄にならずに法的な手続きによってリセットする方法を試してみましょう。
年代別の借金まみれになる原因や注意点

借金まみれになる理由は年齢別に異なります。
年齢別の借金まみれになる原因や注意点については以下の通りです。
- 【20代】交際費や趣味の費用や奨学金の返済
- 【30代】車や住宅など高額な買い物でローンを組む
- 【40代】自身の健康問題や冠婚葬祭、教育費が家計を圧迫する
- 【50代】リストラや子供の進学、住宅のリフォームなど支出が増える
- 【60代】収入の低下や住宅ローンの一括返済などで家計が悪化する
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
【20代】交際費や趣味の費用や奨学金の返済

20代の方は収入はそれほどないのですが、友人や仕事仲間との付き合いや趣味などで積極的お金を使っているため、支出が増えるケースが多いです。
さらに、奨学金で大学に通っていた場合には、働きながら返済を続けることにもなるでしょう。
何かとお金を使う機会が多いなから収入に見合わない出費を続けていると借金まみれになってしまう可能性があります。
社会人になって働きながら生活を続ける中で収支のバランスを考える癖をつけるようにしてください。
【30代】車や住宅など高額な買い物でローンを組む

30代になってくると結婚をするタイミングでもありますし、マイカーやマイホームなど高額な買い物をすることも多くなります。
出産によってライフスタイルが変化して、毎月の生活も増えてきますし、健全な形での借金をするケースが多くなってくるでしょう。
しかし、そういった支出が大幅に増える時期にキャリアで躓いてしまったり、無理な支出をしてしまったりすると、借金を重ねて抜け出すのが難しくなってしまいます。
【40代】自身の健康問題や冠婚葬祭、教育費が家計を圧迫する
40代は子供の教育費が家計を圧迫する傾向にありますし、住宅ローンの返済やリストラのリスクも高まってきます。
生活習慣病など自身の健康問題が起きてくる年代でもありますし、生活費や教育費、養育費、ローンの返済のほかに、医療費にも支出をさかなければならなくなります。
そのほかにも冠婚葬祭などでの支出も増えてくるので、貯金などで余裕を作っておかないと突然の出費によって借金に頼る機会が増えてくると考えられます。
このように40代はプラスにもマイナスにも人生が大きく動く時期になってくるので、特に収支のコントローンに注意する必要があります。
【50代】リストラや子供の進学、住宅のリフォームなど支出が増える

50代は子供が大学に進学することで学費がかかることもありますが、奨学金などでまかなうこともできるので、そこまで負担は大きくないでしょう。
しかし、マイホームを購入した方であれば修繕や建て替えの必要がでてくる時期でもありますし、自身や両親の健康問題によって支出が増えてくる時期でもあります。
順調なキャリアを築いて十分な収入を得ているのであれば、支出の増加にも対応できるのですが、思うように年収が伸びていない場合には支出が増えて困ってしまう可能性があります。
【60代】収入の低下や住宅ローンの一括返済などで家計が悪化する
60代以降は定年が近づいてくるなかで収入が低下するリスクがありますし、住宅ローンなどの完済が迫ってくる時期になってきます。
負債をなくした状態で定年を迎えることができればいいのですが、年金生活を送る中でも借金の返済が続くようであれば家計が悪化する可能性があるでしょう。
借金まみれになりやすい人の特徴は?

借金まみれになりやすい人の特徴としては以下のとおりです。
- 優柔不断で誘いを断ったり購入するものを決めたりするのが苦手な人
- 負けず嫌いでプライドが高く身近な他人より下に見られたくない人
- だらしなくて自己管理ができない人
- 相談できる相手が周りにいない人や孤独で物品にお金を掛けてしまう人
- 計画的に考えるのが苦手な人
- パチンコやギャンブルやキャバクラなど浪費癖のある人
上記に当てはまる人は注意しなければなりません。
優柔不断で誘いを断ったり購入するものを決めたりするのが苦手な人

優柔不断で断るのが苦手という人は、ついつい人の誘いに乗ってしまって出費を重ねてしまう傾向にあります。
飲み会の誘いや友人との海外旅行など、お金のかかるイベントが多くなるとは思うのですが、その都度自分の家計と相談をして誘いに乗るかどうかを決めるのは重要です。
支出が増えている中で誘いを受けてしまうと家計のバランスが乱れて借金に頼らなければならなくなります。
優柔不断な性格の人は断る練習をする中で、家計のバランスを考慮しながら誘いに乗るかどうかの判断をできるようにしてください。
負けず嫌いでプライドが高く身近な他人より下に見られたくない人

プライドが高くて負けるのが嫌いという人は、ギャンブルなどでついつい借金を重ねやすくなってしまいます。
そのほかにも、見栄を貼るために収入に見合わない高級自動車に乗ってみたり、高級なブランド品で身を固めてみたりなど、分不相応な生活をしていると借金まみれになる可能性が高まります。
自分の収入に合わせて生活水準を決める必要がありますし、収入に見合わない支出をしていると、次第にエスカレートして借金まみれになることがあるので注意してください。
だらしなくて自己管理ができない人

自己管理ができないと家計の管理をしなくなるため、収支のバランスが乱れて借金を重ねてしまう傾向にあります。
支出がついつい増えてしまいそれを借金で補うようなことが続いてしまうと、すぐに借金まみれになってしまいます。
また、借金を返済するときにも計画性がないので、スムーズに完済に行き着くことが少ないですし、借金をしている状態でもさらなる借金を重ねてしまうことが多いです。
借金を返済するために他の借入先から借金をするという自転車操業状態になる人も多いです。
自分が何にいくら使っているのかを考慮した上で、収支のバランスを考えながら生活をすれば借金まみれを防ぐことができるでしょう。
相談できる相手が周りにいない人や孤独で物品にお金を掛けてしまう人
借金をしている中で周囲に相談できる人がいないと、借金問題を解決できずに借金まみれになってしまうケースも多くあります。
まだ借金が浅いうちであれば家族や友人に相談することで助けてもらい解決できる可能性があるのですが、どうしても相談ができないとさならず深みにハマってしまいます。
借金で借金を返すような生活が続くこともありますし、元金が減らせないまま利息だけが膨らんでいくケースもあります。
相談できずに1人で抱え込んでしまうと、その間に借金まみれになってしまいます。
物品にお金をかける人で借金に頼ることが多い人は、常に周囲に相談できる人を確保しておくということが重要です。
計画的に考えるのが苦手な人

物事を計画的に考えるのが苦手な人は、知らない間に出費がかさんで借金まみれになってしまう傾向にあります。
1ヶ月間の収入と支出であれば確認するのは簡単ですが、長期的にどのような出費がある可能性があるのかや、収入がどのように変化するのかを想定できなければ予期できない事態に対応できなくなります。
そういった出費に備えて貯金をしておくというのも計画性といえますし、生活の中でこれからどのようなことが起きるのか、将来的にどのようなライフイベントが訪れるのかを把握した上で収支のバランスを考慮しなければなりません。
こういった中長期的な家計について計画を立てることができないと、ちょっとした不足の事態に対応できなくなってしまいます。
計画性がないなと思っている人は、お金のプロなどに相談をしながらライフプランを立ててみるのもおすすめです。
パチンコやギャンブルやキャバクラなど浪費癖のある人
ギャンブルやキャバクラなどでの浪費癖がある人も借金まみれになる可能性が高いです。
射倖心を煽るようなサービスや風俗関連については依存症に近いような形でお金を注ぎ込んでしまう人が多いので、すぐに借金まみれになってしまいます。
ギャンブルなどで依存症になってしまった人の場合は、医療機関などを通じて依存症の治療を行う人もいるでしょう。
こういったことにお金を使うことに躊躇がない人は、借金まみれにならないように注意してください。
借金まみれから抜け出す方法についてのよくある質問

借金まみれから抜け出す方法に関するよくある質問をまとめました。
ここまでの内容で気になる部分があった人は参考にしてみてください。
- 借金まみれになりやすい年代は?
- ライフスタイルが変わって出費が増える30、40代が多いと言われています。
- 無職でも借金まみれから抜け出せる?
- 収入がないと返済に充てる元手がないので難しいですが、自己破産を通じて債務を免除してもらうという方法はあります。